長野の郷土料理・おやき
長野の郷土料理・おやき。
長野と言っても広いから、地域によって色々郷土料理はあるのでしょうが、
私にとって馴染み深いのは、おやき。
おやきとは
おやきとは、小麦や蕎麦などの粉を水で溶いて練った生地に、
野菜などの具材を包んだおまんじゅうのようなもの。
夏、長野のおばあちゃんの家に遊びに行くと必ず作って出してくれました。
(おばあちゃんは数年前に他界)
中には茄子味噌や、野沢菜が入っていて。
手作りもちもちが本当に美味しかったなぁ・・・・。
私にとっては、おばあちゃんの、家庭の味です。
昔は、おやきがお米の代わりとして食を支えていたようです。
理由は、長野県は米作りに適さない所が多く、
小麦や蕎麦を栽培していたらしい。
それで、小麦や蕎麦の粉を使ったおやきが食卓に並んだのですね。
長野は冬になると、場所によってはかなりの豪雪地帯もあると思いますし、
おやきは冬の保存食の役割もあったのかなぁと。
おやきの今
昔は家庭料理としてのおやきだったと思いますが、
今はおやきをを扱う店舗がたくさんあるみたいですね。
私が買って食べたことがあるのは、2店舗。
1店舗目は【西澤餅屋】
何年前だったか・・・(^▽^;)
長野駅前の辺りに出店があって、そこで買っていました。
今は、長野駅前のショッピングビルMIDORIに入っているので、そこで買えます。
西澤餅屋 MIDORI長野店の詳細情報 | icotto(イコット)
西澤餅屋さんのおやきは、しっとり、もちっとした感じ。
私のおばあちゃんが作っていたおやきに近くて、ほっとできる美味しさです。
2店舗目は【いろは堂】
長野県で1,2を争うおやきの有名店。
こちらも、ショッピングビルMIDORIに入っています。
MIDORIの中をプラプラ歩いていて、ふと目に留まったので買ったことがあります。
いろは堂さんのおやきは、カリッとしています。
程よい焼き色が付いているのが食欲をそそります。
西澤餅屋さんは蒸しおやき、いろは堂さんは焼きおやき。
蒸しか?焼きか?
各人の好みになりますが、どちらも美味しいのでぜひご賞味ください。
このご時世なので、なかなか長野へ行けないと思いますが、
通信販売もしているようですよ。
まとめ
昔は、長野県民の食卓を支える家庭料理だったおやき。
今は、旅行客を楽しませる郷土料理のおやき。
ご紹介した上記2店の他にも、たくさんおやき屋さんがあるので、
自分のお気に入りを見つけてみると楽しいと思います。